それほど難関ではないけど、実用的な日商簿記2級

事始めにこのページでは、日商簿記2級の難易度をいくつかの観点から客観的に見てみましょう。実際のところ日商簿記の2級検定はどのレベルにあるのか、合格までにはどれ位の努力が必要かを測る目安としてください。

日商簿記検定2級の概要

一般に“簿記”と呼ばれる試験には、「日商簿記」「全経簿記能力検定試験」「全商簿記実務検定試験」があります。

最も広く認知され権威があるのは、「日商簿記」です。わたしが持っているのも日商簿記2級です。迷わず、日商簿記を受けてください。

日商簿記は、日本商工会議所が行っている試験です。商工会議所は、いわずと知れた総合経済団体ですね。

企業が求める知識とスキルを身につけさせることを目的としている、信頼される団体で、そこが行う検定もまた信頼に値します。

  • 受験者数:約10万人(年間)
  • 合格率:30.5%
  • 合格基準:70%以上
  • 本試験時間:2時間
  • 受験日:6月、11月、2月(年3回)
  • 受験料:4,720円(税込)
  • 主催:商工会議所

合格率は平均して約30%ですから、高いとも低いとも言えません。
資格一般では、「取得する価値は大いにあるが難関」といわれる資格の合格率は10%前後です。
一級建築士や中小企業診断士など、また日商簿記の1級もそのラインに該当します。

「取得は簡単だけど実際に役立つかどうかは疑問!?」とされる資格の合格率は50%を超えています。

誹謗中傷になってしまいますので資格の実名を出すことは避けたいとは思いますが、資格ガイド等をめくっていて、『ホントに取得をする意味があるんだろうか!?』と思ってしまうような資格は決して少なくありません。日本は良くも悪しくも資格大国です。

それに対して日商簿記2級の毎回の合格率は約30%です。
「それほど難関ではないけど、実践では役立つ」という世の中一般の評価を、如実に表す数字に落ち着いている気がします。

難易度ランクの位置づけ

では今度は財務・会計系の資格の中で、日商簿記の難易度ランクの位置づけを見てみましょう。

財務・会計系資格ランキング

難易度Aランク

税理士、公認会計士

難易度Bランク

日商簿記1級、社会保険労務士、行政書士

難易度Cランク

日商簿記2級、宅地建物取引主任者、ファイナンシャルプランナー(2級)、ビジネス会計検定2級

難易度Dランク

日商簿記3級

難易度Eランク

ビジネス会計検定3級

目指す日商簿記2級は、宅地建物取引主任者とファイナンシャルプランナー(FP2級)同じランクに位置しています。
ここでも何といいますか不思議な共通点があります。
それは、宅建は不動産の仕事で活用できるだけでなく、法律の基礎を学べることから、社会人の誰にもメジャーな資格であるということです。

「宅建で法律の素養を、そして日商簿記2級で経営の知識を身につける」と申し上げても、決して乱暴ではない気がします。

学習内容は異なりますが、ともあれ日商簿記2級の難易度は、宅建・FP2級と同等レベルです。なんとなくイメージを掴んでいただけたのではないでしょうか。

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